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金物資料館で特別企画展開催中!~古来のたたら製鉄を紹介~

 今、金物資料館(三木市上の丸町)で日本古来の製鉄法(たたら製鉄)を紹介する特別企画展「砂鉄とたたらと金物展」が開催されています。
  「たたら製鉄」は、インドや中央アジアに源をもつ言葉で、紀元前1500年~2000年ごろに現在のトルコ周辺で生まれた製鉄技術。6世紀ごろ(古墳時代の後期)に日本に伝えられたと言われています。なお、「たたら」は、強く熱すると言う意味です。
 会場には、「たたら製鉄」に使用する炉をはじめ、「けら」と呼ばれる鉄の塊や、中国地方や北海道、青森県、中国、米国などで産出された砂鉄が陳列されているほか、パネルで砂鉄の産地やたたら製鉄の方法や効率、和鋼(たたら製鉄で製造された鋼)の種類などが紹介されています。
 一例としては、砂鉄13トン、木炭13トンに対し、「けら」は2.8トン、「ズフ」0.8トンが得られ、あまり効率は良くないようです。そして、「けら」の中から選別された良い部分を「玉鋼」と言い、日本刀などの高級刃物の原料となります。
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 なお、1995年に発足した三木金物古式鍛錬保存会内の一部会である和鋼製鉄部会(和鋼研究委員会)が毎年2月頃、金物資料館前の広場で「たたら製鉄」を公開実演されていますので、機会があればご覧ください。
 今回の特別企画展は、11月5・6日に行われる「三木金物まつり」の催しの一つとして開催されています。
 ぜひ、この機会に、金物資料館をのどいてみてはいかがでしょうか。
 会期:11月1日(火)~13日(日)
 開館:午前10時~午後5時(月曜日は休館)
問 金物資料館 電話83-1780
by oniwabann | 2011-11-02 13:54 | お知らせ | Comments(0)