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by oniwabann

2017年 03月 30日 ( 1 )

三木市医師会から

皮膚のできものについて

皮膚のできものには良性悪性を問わず、様々な種類があります。

今回は皮膚良性腫瘍のなかで代表的なものについて説明します。ほくろは皆さんよくご存じだと思いますが、見た目がほくろにみえても悪性黒色腫や基底細胞癌といった皮膚癌の場合があり、ダーマスコピーという拡大鏡で診察し、皮膚癌としっかり区別することが重要です。良性と判断し、見た目が気になる場合は外科的切除やCO2レーザーで削り取ります。

脂漏性角化症しょう(老人性いぼ)は老化によるいぼであり、顔や頭、体幹などに生じます。ダーマスコピーが診断に有用であり、これも皮膚癌としっかり区別することが重要です。必ずしも治療が必要ではありませんが、見た目が気になる場合は凍結療法や外科的切除もしくはCO2レーザーで削り取ります。皮膚癌の可能性がある場合は皮膚の一部を切り取って、病理組織学的に評価します。

尋常性疣贅(ゆうぜい)はヒトパピローマウイルス感染による表面がぎざぎざしたできもので、日光角化症や有棘細胞癌といった皮膚癌との鑑別が必要になります。

治療は凍結療法やヨクイニンの内服などを行いますが、治療抵抗性のことも多く粘り強く治療を行うことが大切です。

軟性線維腫は首いぼとよばれる首やわき、またによくできる、加齢によるざらざらとしたできものです。摘出を希望される方は凍結療法や局所麻酔下(小さい物は無麻酔)で茎を切除します。粉瘤や脂肪腫も皮膚科外来でよく遭遇するできものであり、粉瘤はできものを押し出すとおから状の内容物が出てきて悪臭を伴います。脂肪腫は全身のどこにでもできる皮膚と同じ色をしたやわらかいできものであり、治療は外科的切除になります。

今回は皮膚良性腫瘍の一部を紹介しましたが、皮膚のできものは皮膚癌との鑑別がとても大切です。皮膚のできものでお困りの方は、一度皮膚科専門医にご相談ください。

当院ホームページ(http://sakai-hifuka-clinic.com/)でも、できものの説明を行っておりますので参考にしてみてください。

    

さかい皮フ科クリニック 酒井大輔
   
   
   

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by oniwabann | 2017-03-30 09:12 | 健康 | Comments(0)