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by oniwabann

「心のとびら」  緑が丘東小学校五年 秋口茉穂

 私は、言葉がつまります。人の前で、話すのがにがてです。学校で発表した時、言葉がつまったらみんな笑います。何人かの友達は、
「別に言葉つまってもいいやん。」
とはげましてくれますが、言葉がつまるのでなかなか発表ができません。でも、ずっと発表ができないままでは、いやです。だから言葉がつまってもいいやと思って、ときどき発表をしています。
 言葉がつまるから学校に行きたくないという日があります。でも、「別に言葉がつまってもいいやん。」と自分に言い聞かせます。そして、発表ができたら、一つのかべをのりこえることになります。でも発表ができなかったら、かべはのりこえられません。こうやって、自分に言い聞かせたり、自分ではげましたり、自分で立ち直ったりして、一つのとびらをあけます。
 私のしょうらいのゆめは、学校の先生か、ようち園の先生か、アナウンサーです。どの職業もちゃんと人の前でしゃべらないといけません。とくにアナウンサーは、テレビの前に出てしゃべらないといけません。ゆめはかなうかわからないけれど、かなったら、人の前でしゃべることになります。その時はその時で、自分なりのゴールが見つかっているかもしれないし、もう、言葉がつまらないかもしれません。それは未来の事だからまだわからないけれど、その時はその時でがんばっていると思います。
 言葉がつまるのは、わるいことではありません。でも、発表してみんなに笑われるのがいやなだけです。言葉がつまらない人には、そのつらさやはずかしさがわからないかもしれません。それは人それぞれだけれど、発表をしている時やなにかを言う時に、いっしょうけんめい言ってるんだから、笑うのは、やめてほしいです。
 言葉がつまるのは、いやです。でも、いやな事ばかりではありません。なぜかと言うと言葉がつまって、スラスラ話せなくてとまどっている時、友達が
「がんばれ。」
と言ってくれるからです。言葉がつまっていなかったら、発表をする時、友達が
「がんばれ。」
なんか言ってくれません。言葉がつまるからこそ、いろいろな経験ができます。
 何回もとびらを開いていくうちに、とびらのゴールを見つけられると思います。そのゴールを見つけられるのは、大人になってからかもしれません。でも、絶対に、ゴールは見つけます。だから言葉がつまることに負けないでがんばります。

(「差別をなくする輪をひろげよう市民運動」 作文の部 優秀賞)  
by oniwabann | 2009-10-08 20:51 | 人権 | Comments(0)